WEARINGON

2025/10/07 14:56

ハンズフリーシューズ(=スリップインシューズ)とは、立ったまま手を使わずに履ける靴の総称です。従来“脱ぎ履きしやすい靴”は、サイズを少し大きめにする・紐を緩める・かかとを潰す…といった妥協が必要でした。

新しいハンズフリーの発想はかかと側の構造に工夫を入れ、“靴べらいらず/靴べら不要”でもフィットを落とさないこと。結果として、「手を使わずに履ける靴」でありながら、ホールド感も両立しやすくなりました。




手を使わずに履ける“仕組み”——かかと構造の工夫


  • 強化ヒールカップ/プレート:踵が自立し、足入れ時に潰れにくい。

  • ガイド形状(V字・スライドレール等):足を滑り込ませると自然に踵が“カチッ”と収まる。

  • アッパーの追従性:ニットやメッシュなどで甲周りを受け止めつつ過不足ない伸縮。実際、複数動画で立ったままの実演が成功しており、「幅広でも履けた」「手ぶらでサッと履ける」といった体験が示されています。


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どんな人・どんな場面に向く?

  • しゃがみにくい/手がふさがりがち:買い物帰り、子どもを抱っこ、仕事で出入りが多い等

  • 身体的な負担軽減:高齢者、妊娠中、腰・膝に不安がある方の“立ったまま履ける靴”として

  • ビジネスでも:「革靴見え」のハンズフリータイプならオフィスに馴染み、靴べら不要でスマートに着脱



手を使わずに履ける“仕組み”——かかと構造の工夫


  • スリップオン:履きやすいが、サイズを甘めに取る・かかとが潰れやすいという課題が残ることも。

  • ハンズフリー(スリップイン):踵構造で“手を使わずに履けるのに、潰れずフィット”を狙った新アプローチ。




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従来のハンズフリー(スリップイン)で指摘されてきたデメリット

※以下は市場でよく語られてきた一般論です。モデルにより差があります。


1. ホールド力の弱い素材による不安定感


  • 甲やかかとの固定が弱いモデルでは、靴内で足が動きやすい。

  • その結果、前滑りや足趾の突っ張りを感じやすく、長時間歩行では疲れやすいという声。


2. 長距離・アクティブ用途には不向き


  • 強い固定力が必要なシーン(長時間歩行・小走り等)では、安定性が不足しやすい。

  • 紐なし設計では、足型(甲高・幅広など)との相性が合わないと快適性が下がることも。


3. 使い方のコツ・サイズ選びが難しい


  • サイズが合わない/ソックス厚みが合わないと、踵抜けや疲労につながる。

  • インソール活用や、紐付きタイプの選択が推奨されるケースも。


従来は「着脱性は便利だが、安定性と長時間の快適性に課題」という評価が一定数ありました。



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ラクに履けて、歩きもしっかり。:WEARING ON 新シリーズ


「足の悩みに寄り添う靴づくり」を原点に、そのノウハウにスリップイン機能を統合。
だから、従来指摘されたデメリットを設計から是正しています。

“しゃがみにくい”人のために——脱ぎ履きがラクなのはもちろん、踵の安定固定と膝の曲げやすさに着目したハンズフリー。


1. 踵の安定 × ハンズフリー


  • 新開発スリップイン構造で、立ったまま靴べら不要。

  • 踵をしっかり固定する設計で、従来課題の踵抜け・前滑りを抑制。

  • 立位でも“足入れ→踵の収まり”がスムーズ。


2. 膝の曲げやすさを科学したソールデザイン


  • インソール/アウトソールの凹凸(ロッキングと荷重移動のガイド)を、
    ソール設計のプロフェッショナル・クリストマン氏が設計。

  • 従来比で膝に負担がかかりにくい曲げ角度への誘導を目指し、歩行の始動〜蹴り出しをスムーズに。


3. “足にいい靴”を前提にしたホールド設計


  • 「足本来の動き」を邪魔しないアーチサポート発想と、甲〜踵の包み込み感を両立。

  • “脱ぎ履きラク”と“安定性”の両立で、長時間歩行の疲れやすさに配慮。


4. 上質素材=高級感


  • 世界有数の革メーカー・Gruppo Mastrotto(1958年創業)のレザーを採用。

  • きめ細やかで柔らかく、それでいて丈夫。足馴染みが早く、ホールド性にも寄与。

  • 色ムラの少ない美しい発色と、自然な風合いを活かすセミアニリン仕上げにより、日常の一歩に“さりげない高級感”を添えます。

※装飾的・治療的な効果を保証するものではありません。着用時の体感には個人差があります。

新シリーズの詳細はコチラ



立って履けて、そのまま“しっかり歩ける”


ハンズフリー(スリップイン)は「靴べら不要で立ったまま履ける」という利便性が出発点でした。

一方で、従来はホールド不足や長時間歩行での疲れが語られてきたのも事実。

 WEARING ONの新シリーズは、踵固定と荷重移動のガイド設計を核に、脱ぎ履きのラクさと歩行の安定を両立しました。さらに、選び抜いた上質素材で、日常の一歩にさりげない高級感を。

 「ラクに履けて、長く歩ける」。あなたの毎日が、もう一段軽くなります。


— サイズ選びやフィットのご相談はお気軽に。専門スタッフが最適な一足をご案内します。