2025/05/22 17:44
今回は、格闘技ジム「 CAVE MMA GYM」で活躍する代表の奥野さん(写真 右)と、現役プロ格闘家としてMMA(総合格闘技)に挑戦する雅さん(写真 左)にお話を伺いました。過酷なトレーニングや試合に挑む中で、どのように体をケアし、リカバリーサンダルをどのように感じたのか、詳しくお聞きしました。
■お二人について
奥野さん:ジム「CAVE」の代表を務めています。普段は指導をしながら、自分も会員さんと一緒にトレーニングをし、選手の育成にも力を入れています。
雅さん:CAVEジム所属で、MMA(総合格闘技)のプロ選手としてDEEPという団体で試合をしています。もともとはムエタイ・キックボクシングを10年ほどやっていて、チャンピオンベルトも獲得しました。現在はMMAに挑戦しています。
■トレーニングについて

── 普段はどのようなトレーニング内容を行っているのでしょうか?
雅さん:MMAは打撃、組技、関節技など何でもありの競技です。1日のスケジュールは内容によって異なり、この日は打撃、この日はグラップリング、といった具合に計画を立てています。試合形式のスパーリングも定期的に行い、課題を見つけて改善していきます。
インタビュアー:筋トレやフィジカルトレーニングもされていますか?
雅さん:はい。走ったり、ダッシュしたり、水泳などスタミナ系のトレーニングも取り入れています。正解がない競技なので、幅広くトレーニングしています。
奥野さん:選手ごとに強みやスタイルが違うので、練習メニューも変わってきます。打撃が得意な人、投げ技が得意な人、関節技に特化している人など、それぞれに合ったプランを考えています。試合後はリラックスしつつ技術を高める時期もあれば、試合前は戦術にフォーカスする時期もあり、本当に個々に合わせた対応が必要です。
■足元のケアについて
── 練習や試合で足腰への負担も大きいかと思いますが、普段どのようなケアをされていますか?
奥野さん:格闘技は全身を使うコンタクトスポーツで、特に首や腰など体への負担が大きいです。週に一度はマッサージなどでメンテナンスを受けていますし、自分でもストレッチや姿勢の調整を行い、体のバランスを意識しています。
雅さん:僕も同じで、週に一度トレーナーに体を診てもらっています。格闘技では打撲や関節、筋肉などさまざまな怪我があるので、それに応じてアイシングやストレッチといったセルフケアを毎日欠かさず行いながら、専門の方にも診てもらっています。
■リカバリーサンダルについて
── そもそもリカバリーサンダルを、これまでご存知でしたか?
奥野さん:名前は聞いたことがありましたが、実際試したことはなかったです。今回試す機会をいただいて、良い体験になりました。
雅さん:「健康サンダル」のようなものは知っていましたが、リカバリー機能があるとは知りませんでした。体のバランスや疲労軽減に効果があると知って、新しい発見でした。
■履いてみた感想
── 実際に履いてみて、どのように感じましたか?
雅さん:まず履き心地がとても良かったです。僕は普段自転車移動ですが、犬の散歩で1日2時間ほど歩くので、靴の違いには敏感です。リカバリーサンダルは本当に疲れにくく、足元が安定している印象を受けました。軽くてグリップも効くので、安心して履けます。
奥野さん:私は2年前に首と腰のヘルニアの手術を受けていて、術後は靴の合う・合わないにすごく敏感でした。合わない靴を履くと腰痛が悪化してしまうこともあります。でもこのサンダルは毎日履けていますし、腰の調整にかかる時間が短くなった実感があります。
■試合前後のリカバリー
── 試合のときにもリカバリーサンダルを使用できそうですか?
雅さん:ちょうど試合期間が終わったタイミングに使い始めました。次の試合に持っていくつもりです。試合会場での履き替えにも便利だと思いますね。
奥野さん:試合前や後は靴の着脱が面倒なので、サンダルを持っていく選手が多いです。通常のサンダルよりも、リカバリーサンダルを履くことで疲労の違いを感じると思います。
■生活の中でのリカバリーについて
── 練習以外の時間で、リカバリーに対して意識されていることはありますか?
奥野さん:僕は右半身の筋力がまだ戻っていない状態で、履き物には特に気を使っています。その点で、リカバリーサンダルは安心して履けていますね。
雅さん:選手として長く続けるためには、怪我との向き合い方がとても重要だと思います。練習の1〜2時間は誰でも頑張れますが、それ以外の過ごし方、食事や睡眠、回復への意識—がパフォーマンスに影響します。履くだけでリカバリーにつながるなら、こんなに簡単で良いことはないと思います。
奥野さん:ジムを創って15年になりますが、選手には練習以外の時間をすべてリカバリーに充ててほしいと思っています。睡眠、食事、入浴、寝具、履き物など、すべてにこだわってこそ本物のコンディショニングができると考えています。
■このサンダルをおすすめしたい人について
── どのような方にこのサンダルを勧めたいですか?
奥野さん:アスリート全般におすすめしたいです。選手なら誰でも履く価値があると思います。
雅さん:2足歩行で地面を使っている以上、どんな競技の人にも必要だと思います。運動後に履き替えるだけで疲労感が違いますし、足が悪い高齢の方にもおすすめしたいですね。
■格闘技や運動を頑張りたい人にメッセージ
雅さん:CAVEはプロを目指す人だけでなく、楽しく格闘技を始めたい方にも開かれたジムです。強くなりたい人、一緒に頑張りましょう!
奥野さん:このジムを創ったときから、「みんなが主役になれる場所」を目指してきました。昔は「強い人だけが生き残る」という風潮もありましたが、今は違います。誰もが怪我なく、楽しんで強くなってほしい。だからこそ、リカバリーにも力を入れたい。サンダルが少しでもその手助けになるなら、ぜひ取り入れてほしいです。みんなで楽しく格闘技を続けましょう!
雅 駿介(みやび しゅんすけ) 選手

1994年生まれ、千葉県出身。
キックボクシング出身で、国士舘大学在学中に全日本学生キックライト級王者となり、2019年には「ムエタイ三冠王」と称される実績を残す。2020年にキックを引退し総合格闘技へ転向。2021年にDEEPでMMAデビューし、以降も同団体を中心に活躍。2025年3月には1R52秒でのKO勝利を収めるなど、ムエタイ仕込みの鋭い打撃で存在感を放つ注目のファイター。
■インタビューにご協力いただいたジムはこちら
『 CAVE MMA GYM (総合格闘技・キックボクシング)押上』
〒131-0033
東京都墨田区向島1-27-5 坂口第三ビル1F
TEL:03-6456-1966

HPはこちら
東武スカイツリーライン/とうきょうスカイツリー駅(出入口1)から徒歩3分
メトロ半蔵門線・京成押上線・都営浅草線/押上駅(A3)から徒歩3分