2024/08/28 17:21
昨今の問題として長時間の座り過ぎが健康において悪い影響を及ぼすリスクがあると注目されています。

例えば、仕事中の会議やパソコン業務などのデスクワークだけでなく、仕事以外でのテレビ視聴やゲーム、電車での移動や運転時など、日常生活において、長時間座る行動は当たり前に行われています。
実際にアンケートでは、一日の総座位時間が8時間以上と答えた人は30%以上とかなり高い数値が見られました。

座位時間が長いほど、死亡リスクが増加されると言われています。
多要素な運動を行わないことにより、骨折や転倒のリスクが高くなる可能性が考えられるためです。
さらに足の筋力や代謝機能が下がり、疲れやすく、血液の流れが悪くなります。
第二の心臓であるふくらはぎの活動量が低下することにより、下半身にたまった血液を心臓に押し戻すポンプ機能が滞り、むくみや血栓ができるリスクが上昇します。
これにより、心血管代謝疾患リスクの可能性が高くなります。
また、身体だけでなく、精神的にも落ち込んでしまう事が立証されています。
以上のことから、健康づくりのためには
少しでも座位時間を減らし、現在の身体活動量を増やすことが推奨されます。
国として推奨している身体活動量は、3メッツ以上の身体活動を週23メッツ行うつまり1日8000歩以上や1日60分以上の身体活動になります。

推奨される身体活動・運動は、筋力トレーニングと有酸素運動と多要素な運動が効果的とされます。
筋力トレーニングはジム等にあるマシンを使用するウエイトトレーニングだけでなく、お家でできるような自重の腕立て伏せや腹筋も含まれます。
日常生活レベル以上の負荷で筋トレを行い、少しずつ負荷を高めていくことが重要です。
筋肉は年齢に関係なく、鍛える事ができ、特に高齢者は筋力が低下しやすいので筋力の向上に努める事が大切です。

筋トレにより、筋力だけでなく身体機能や骨密度の改善も期待できます。
高齢者では、転倒や骨折のリスクが低減されることも示されていますので、さらに筋力が低下することを回避する方法でもあります。
また、筋力トレーニングを行ったあと、クールダウンの時間や筋肉を休める時間を設けることも大事です。
ストレッチやリカバリーサンダルを履いて、歩く事で使われた筋肉を伸ばし、血流を循環させることで筋肉痛や怪我などを予防、疲労の回復促進につながります。
翌日に疲れが残らないように運動強度や運動量を考慮して、調整してバランスの良い運動をこころがけることが大事です。
また、変形性膝関節症などの疾患を持つ方にとっても疼痛の改善や身体機能の改善のため、筋力トレーニング・有酸素運動はかかせません。
柔軟性を意識するヨガなど、多要素な運動を実施することが大事です。
※ただし高度の変形や、悪化する疼痛のある方は専門家にご相談ください。
それぞれの症状、また体力に合わせて意識して、少しでも運動を続けていく事が健康づくりにとって大切なので、年齢問わず心がけていきたいですね。