WEARINGON STROBER

2024/01/22 15:05

近年、海でのプラスチックごみ問題は深刻化しています。

プラスチックごみが原因で、海に棲む魚類やウミガメ、クジラなどの海洋哺乳動物700種類ほどに被害をもたらしています。
例えば、ポリ袋を間違えて食べてしまったり、漁網に絡まってしまうことで身体に傷が付き、ひどい場合は死んでしまうこともあるので生物にとって非常に危険な存在です。

また、プラスチックは人工物なので自然界に完全に分解されるまでには数百年ほど時間がかかります。
ごみが分解されるまでに生態系のバランスがプラスチックによって崩れてしまう可能性があります。
ごみがこれ以上増え続けると漁業や観光業の影響だけでなく、船舶運航の障害や沿岸中域の環境も悪化するため、海に及ぼす影響は非常に大きいと言えます。

では、海洋ゴミはどこからくるのかという点ですが、7〜8割は街から発生しているそうです。
雨が降ったときに路上にあるごみが川や水路に流出することで最終的に海に流れ着き、海洋ごみとなるそうです。
私たちが通常見かけるゴミ箱からあふれているごみが雨で流れて、海まで流れ着いてしまうと考えるとぞっとしますよね。

最近では、プラスチック汚染に対して世界的に注目が集まり、
資源の最適な生産と活用の推進につなげることを目的とする「プラスチック管理指数」を図る調査が行われました。

一位はドイツ、二位は日本という結果でした。
ドイツの順位が一位の理由として政府と産業界との協定によるリサイクルプログラムが効果的であること、欧州ではEUで積極的に取り組みを進めており、プラスチック汚染問題に関する知識、例えば人体に及ぼす影響の監視を義務づけているなどの条件から選ばれたそうです。

ただしごみを不法投棄することがなくならない限り、この問題は解決されません。
根本的にゴミを減らす為にマイボトルを持参することや、
一人一人の環境に対する意識づけで海の環境が良い方向に変わっていけばと思っています。